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全校遠足
(宇津峠旧街道探訪)

5月27日(金)は、あいにくの雨模様でしたが、雨雲レーダーで午前中の雨雲の動きを確認し、行程の時間を短縮して遠足を実施する判断をいたしました。
 途中、雨が激しくなり、行程を更に短縮しての遠足となりました。自然の厳しさに触れ、多少の困難を味わいましたが、思い出に残る遠足となりました。
 事前に下見とコース整備をしてくださった手ノ子区協議会宇津峠部会の皆様、当日、宇津峠の歴史について説明してくださった飯豊町教育委員会社会教育課の歴史文化室長さんのご協力に、この場をお借りして改めて感謝申し上げます。

以下、子どもの振り返りの作文を紹介します。

今年の遠足で、ぼくは初めて宇津峠に行きました。宇津峠には、2種類の道があることが分かりました。江戸時代の道は、急だけどショートカットできる道で、近代の道は、なだらかで距離が長く、道のはばが広くなっていることを、橋さんに教えていただきました。
 山に登ることがないので、登るのが楽しかったです。あと、初めてヒキガエルを見つけて、さわったのが楽しかったです。意外と大きくてびっくりしました。しかも、2匹も見つかりとてもおどろきました。
 晴れていたら、もしかしたら米沢盆地が見られるというのは、とても高い所なのかなと思いました。馬頭観音の石ひが、どうして宇津峠にあるのかがとても気になります。今度行くとしたら、一番上に行ってみたいです。江戸の道は、けっこう急だったけど、登るのがとても楽しかったです。
 太い木が道の横にあって、もともとは道にたおれていたのを、「宇津峠部会」の人たちが、チェンソーを4台持ってきて切って移動したと聞いておどろきました。とても重そうなのに、道のわきに移動させることができるなんて、すごいと思いました。
 「道の一番の敵は水」と橋さんがおっしゃっていて、水で道の土が流されるとダメになってしまうから、地面にみぞを作ったそうです。 
 400年も道が残っているなんて、なんかとてもすごいなと思いました。